株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛、以下:MTG)は、公立大学法人奈良県立医科大学(微生物感染症学 矢野寿一教授)との共同研究(以下本研究)により、MTGが新たに開発した機器EOCIS(イオシス)技術によって生成された除菌液を用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果が実証されましたことを、お知らせいたします。 本研究は、当社が開発する除菌液製造器に搭載されたコアテクノロジー[EOCIS(イオシス)]の特殊電極で、水道水を電気分解することによって生成される除菌液に対し、奈良県立医科大学との共同研究により、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への不活化効果が実証されたものであります。 当社は、これまでも長く水の研究を行い、水と電気を組み合わせた新たな技術の開発に取り組むとともに、エビデンスの取得に注力し、いち早く産学連携を進めてまいりましたことから、この度の共同研究においても、本結果を得るに至りました。 この結果から、EOCIS技術により生成された除菌液を使用することは、物質の表面についた新型コロナウイルスによる接触感染防止に有効であることが期待されます。
また、今回得られた知見は、現在、社会的要請度の高い公衆衛生において一定の意義があると考え、今後は、新しい生活様式への貢献として、より期待される飛沫感染や空気感染に対する研究を奈良県立医科大学と継続して続けることで更なる有用な知見を見出したいと考えております。
当社はこれまでBEAUTY&WELLNESS領域において、テクノロジーを活用し、商品開発およびサービスの深化を図ってまいりました。コロナ禍において、マスクや消毒用アルコールといった衛生関連商品へのニーズが高まる中、新たに「衛生(Hygiene)」とテクノロジーの融合を『HYGIENE TECH(ハイジーンテック)』と名付け、同分野に参入することといたしました。
より健やかに、美しく、そして安心、安全に生きられる、豊かな社会の実現に貢献してまいります。
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